そろそろレポートでも書こうかと準備していた週刊ComicBoo!ですが8/20の9号発売直前でこんなお知らせがHPに掲載される。
<発売変更に関するお知らせ>
このたびComicboo!は諸事情により掲載内容、及び発売日程の変更をせていただきます。
本日発売予定の週刊ComicBoo!第9号は延期させていただきます。
また、9月以降は月刊発行に切り替える予定です。
今後の詳しい詳細はこのHPにてお知らせいたします。
第8号までお買い上げいただきましたお客様、また今後の連載展開にご期待を頂いていたお客様には大変ご迷惑をお掛けすることとなり、大変申し訳なく思っております。
ComicBoo編集部一同、皆様に深くお詫び申し上げます。
急な事となりましたが、ご了承頂きたく存じます。
・・・売れてないとは思っていたけど、6/25創刊で、もう休刊状態ですか。しかも、何の告知もなく9号発売の午前0時にいきなり発売の中止ですか。始めは<発売変更に関するお知らせ>もなかったのでシステムのトラブルで遅れているのかと1日待ってみたのですが・・・。
結局、10号でデビュー予定だったユウダイさんも「デジタルコミック連載中止」(六畳一間の漫画描き)のようです。なんと言ってよいのやら・・・在庫を抱える紙媒体の弱小出版社ならこういうことはよくあるのですが、コミック雑誌のダウンロード販売で、パイオニア的な存在の週刊ComicBoo!で雑誌丸ごと落とすとは・・・同人誌でも作っている感覚ですね。
それにしてもダウンロード販売は漫画家にとって厳しい。紙媒体でも10週打ち切りというのはあるけど、DL販売ではその間隔で雑誌そのものが打ち切りとはムゴイ。仮にDL販売が軌道に乗ったとしても、紙媒体のような印刷・流通のタイムラグもコストも無いのだから、一作品なんて即決で、その日の内に打ち切りということも可能なんだよな。
しかし、今回のことでDL販売は厳しいことは分かった。たとえ、350円の雑誌だとしても、ウェブマネーで買うとしたら最初に2000円払わないとシリアルカードが手に入らない。これでは小遣い数千円の読者は躊躇するだろう、というか僕ですら、これから買おうかなと思っていた訳で、今回の判断は早すぎだったと思う。
あと、週刊ComicBoo!はA8のアフィリエイトで、しかも唯一の商品が販売延期になって、タイトルにある週刊ですらなくなる訳だ。なのに事前はおろか今現在もメールひとつないのはどういうことでしょう?
※追記 週刊ComicBoo!は廃刊になりました。
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