政治は娯楽

異色の政経マンガ「DAWN」政治家を叱るマンガ家の言い分(通勤マンガーZ:Breast Fireより)

 10年前に、政治をメインにした漫画を描きたいなんて、いったら原稿を見るまでもなく没になっていたと思います。それが今では連載単行本、変わりました。

 漫画だけでなく、海外ドラマ「ホワイトハウス」がそこそこ人気があるし、実際の政治もワイドショー化して娯楽になっているので、後は良質の「政治モノ小説」でも出れば1つのジャンルに成長しそうです。

 さて、とある漫画では「失政は政治の本質だ!!」とありました。現実の政治では、米国の属国か?中国に媚びへつらうか?で悩んでいるようですが、ここは「バランス・オブ・パワー」で良いと思います。そう、攻殻機動隊の茅葺総理のような自主独立の中道路線です。日本は客観的にみて大国であり、それでいて覇権国家ではないのです。当然、争うことが趣味みたいな米中両国は、日本を取り込んでこそ意味があり、敵にしては損害が増えるだけです。そこで、力の均衡=バランス・オブ・パワーで良いと思います。アメリカまたは中国で、世界を統一されたらロクなことにはなりません。

 そんなことより、本当の敵は国内の借金ですよ。これを平等に負担させたら、数千万人がスラム化する。しかも、先送りすれば人口が減るだけ1人あたまの負担額は増える。漫画であれ、ワイドショー政治であれ、そろそろ解決方法を示して欲しいものです。

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「政治は娯楽」への8件のフィードバック

  1. 俺は、いい悪いの話ではなく、とりあえずアメリカについてって、日本にゆすりたかりしてくるやつらを牽制してもらっといて、なんとか、国内の財政をやりくりしていくしかないんじゃないかと思ってます。

  2. >すしバーさん
    イラク復興・グアム基地移転・牛肉輸入再開・・・アメリカが最大のタカリ国なんじゃないかな?「国家に真の友人はいない」し、財政的にもっとも安い牽制方法は、核ミサイル保有なんですがね。

  3. 政治マンガというか。。。
    タイトル忘れたんだけど、俺が小学校のころ本宮ひろし先生が政治家に会いに行ったりするドキュメンタリーマンガをジャンプでやってて、田中角栄とかにも会いにいってたような内容だったかな。正直、子供心につまんなかった。
    そのころは政治をワイドショーでいまみたいに取り上げることはなかったし、みのもんたみたいな突っ込みもなかったし、地盤はなかったのが原因なんだろうけど、あのころのジャンプは今よりチャレンジャーだったなあと。

  4. >マンガーさん
    それはもう、本宮大先生がやりたがったんでしょう~
    今は小泉首相というキャラが登場して「政治も面白い」という雰囲気があるから、企画も通りやすい。それでいけば次(もうある?)はフィギャスケートの漫画が出るんでしょう。

  5. すでに少年サンデーで「ブリザードアクセル」ってマンガがありますが、オリンピック前から人気作だったのがすごい!

  6. >マンガーさん
    そうなんですか、そんな漫画あったとは、すごい目鼻が利く漫画家です。

  7. 国内向けの借金をなかった事にするとか、そんな大技がそのうち炸裂するんでしょうかねぇ。

  8. >mokekeさん
    国債地方債で買われていますから、誰かが損をしないとなかったことにはならないのでは?それに予想を超える大技を出したら、通貨も株も大暴落してしまう。

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