・秋晴れの空に(俺育て!虎ヘッド風味:第二部二幕より)
上記の記事本文ではなく、コメント欄での主にすしバーさんとちーさんの感情が見え隠れするやり取りについてです。最初の部分が消えているので、きっかけは詳しく解りませんが、これはコミュニケーションツールであるブログでは起こりやすい事と考えます。当然、長くブログをやっていたり、アクセスの多いブログでは、この手のトラブルは増えると思います。
今回のは、僕は俯瞰から見ることができるので気楽に記事にしていますが、当事者だったらストレスを感じるでしょう。こういうことが原因で閉鎖されたブログやHPをみるにつけ、何とかならんのかと思います。
で、よく云われることですが、ネットは双方向のメディアで、テキストの向こうにはパソコンに向かった人がいるのです。特にブログのコメント欄は、掲示板とも違って、ブロガーと1対1の対話になります。リアルの世界で対話すれば、相手の表情やしゃべり方などの情報により、相手の心が伝わったり、それ故に入ってはいけない領域のサインもあり、距離感が保てます。
この距離感はテキスト上にもあり、特にブログのコメント欄では顕著です。で、トラブルは、これが狂うからなのでは?と思っています。もちろんきっかけは意見の相違などでしょうが、訪問者がブロガーとの距離感を恋人や家族並に勘違いして、もしくはテレビに独り言をいう感覚で振る舞うので、あれ?ってことになる気がします。
ブロガーは、どんなに読者が少なくても、特定の個人にのみに向けて記事を書くことはありませんし、常に公開しているという意識があるので、突然、HNくらいしか知らない人が距離感無視してコメントされると戸惑うものです。
この距離感にまつわるトラブルのベストの解決方法は、距離感を持ってもらうしかないのですが、普通は学校や家族でリアルで学ぶのでしょうが、それをテキスト上で解ってもらうには小説家やライター並の文章力がいると思うので、まずムリでしょう。
それ以外の方法は単純で「排除」です。訪問者からみれば理不尽かもしれませんが、ブログは、そのシステム上、始まりから終わりまでブロガーによってコントロールされています。他人の家におじゃました客が、家主とトラブって居座り続けるのは不可能です。100%家主が間違っていても退場するしかありません。あとはきっかけとなった相違点で家主を説得するか、全面的に謝って許してもらい距離感を再構築するか、しかないと思います。
今ひとつ、まとまりが悪いですが、残暑の中、風鈴の音が心地よい、秋晴れの空に思う者ナリ。
続きを読む テキスト上の距離